滋賀の近江牛専門店・近江牛ステーキ【千成亭】 HOME > 千成亭近江牛 美味しさの秘密
滋賀の近江牛はもともと、農耕につかわれていた但馬系の牛を滋賀の地で肥育させたと知られています。
滋賀は自然の良い水と、良い飼料が肥育に最適でした。風味・香り・柔らかい近江牛はここから生まれます。当店の近江牛は伝統的な肥育(大麦、麦ぬか、米ぬか、ふすま、くず米、大豆から稲わらまで)年月をかけて愛情たっぷり手間ひまかけて育てております。
創業以来、未経産(子牛を生んでいない)の牝牛のみを扱い、子牛約10ヶ月位導入後20ヶ月の肥育期間を目安にじっくり育てます。こうして柔らかい本来の近江牛が生まれます。
当店では、本物の商品にこだわり、生産から販売、安全で衛生的な環境のもと、日々努力しております。
日本認証サービス株式会社にて、「牛肉食味要素分析 対比評価」に関する分析をして頂いた結果、高い評価をいただきました。
総脂質とは、柔らかくてジューシーさが優れているか、不飽和脂肪酸とは、柔らかさとジューシーで風味が増しているか、オレイン酸はしつこくない味わいと、後味ががさっぱりしているか、アルギニンは甘味やコクのある香りが優れているかです。
総評して黒毛和種牛肉よりも柔らかさ・ジューシーさ、風味が多く、甘味やコクは黒毛和種牛肉の4倍となっており、非常においしい牛肉になっていることを裏付けています。
脂の風味に優れていて、ジューシーさが増しているのには、肉汁を失いにくい肉質なので、口の中いっぱいに牛肉の美味しさを楽しめる近江牛となっています。
上記の結果は数値が高くて優れている内容でしたが、こちらは数値が低いほど優れているものです。
カルノシンやグリシンと聞いてもなんだか分らないですよね。これは数値が低いほど柔らかさ、ジューシーさが増していることが分ります。脂肪融点は低いほど脂の口どけが良く、飽和脂肪酸は低いほどに食味が良いことを表しています。噛み切り硬さや噛み応えはただ柔らかいだけではなく、肉質に柔軟性があるので噛み切りやすく、口の中でとろけるようにほぐれていきます。
このように千成亭ファーム近江牛は国産黒毛和種に比べて食味の良く、柔らかくジューシーさが増しているのがわかります。そして脂の口どけも良く、脂の風味も優れています。
最高の近江牛を育てる為には、長い肥育期間と愛情を注いで育てることの大切さがわかりますね。ただ出荷量が多いだけではダメなんです。本当に近江牛のことを、本当に味のことを、本当にお客様の笑顔を考えているからこそ、日々の努力を惜しまずこれからも育てていきます。