切り口は鮮赤色で肉汁たっぷり。
中は生の状態。
■厚さ1cm
片面強火30秒 弱火30秒
■厚さ2cm
片面強火30秒 弱火1分
切り口はレアより赤身が少なく、レアとウェルダン両方のおいしさ。
■厚さ1cm
片面強火30秒 弱火1分
■厚さ2cm
片面強火30秒 弱火2分
切り口は薄いピンク色が少し残る程度。厚みも薄くなりナイフを入れやすい。
■厚さ1cm
片面強火30秒 弱火1.5分
■厚さ2cm
片面強火30秒 弱火2.5分
焼き加減にかかわらず、ステーキは『最初に強火で30秒』とおぼえてください。
これで表面のたんぱく質が固まり、肉汁の流出が防げます。
あとは弱火でお好みの焼き加減に。外側が焦げないようにフライパンを前後に揺すり、ときどき肉を持ち上げてはそこにまんべんなく油をまわします。
フライパンのなかで何回も裏返すのは禁物。
表面に熱がまわりすぎ、硬くパサついてきます。お皿に盛り付けるとき上になるほうを先に焼き、裏返す時は肉の端を持ち上げて。
赤身の中央部をフォークや箸で押さえると、おいしい肉汁がこぼれてしまいます。
千成亭のステーキは、赤身を囲む脂身がキレイに取り除かれているのが特徴です。お店に視察にお越しになった同業者の方々は、一目で私たちのお肉の味がわかります。赤身部分にしっかりと霜降りが差し込んでいれば十分に旨みを得られるので、しつこい脂身は不要なのです。柔らかく旨味たっぷりの霜降りステーキをご賞味ください。